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  • グローバル
  • 2022-07-14
  • OPPO、EricssonおよびQualcommと提携し、5Gネットワークスライシング技術の実用化に向け、大きく前進

    ■   OPPOはEricsson(以下エリクソン)およびQualcomm Technologies Inc.(以下クアルコム)と共同で、Android™ 12搭載端末向けに5Gネットワークスライシング・ソリューションの実証実験を実施し、業界をリードするこの画期的な技術を確立することに成功しました。
    ■   実験にはSnapdragon® 8 Gen 1 Mobile PlatformにSnapdragon X65 Modem-RFシステムを搭載し、AndroidTM 12で稼働する「OPPO Find X5 Pro」を使用。エリクソンのDynamic Network Slicing Selectionと5G RAN Slicingソリューションを採用する5Gネットワークスライシング・ソリューションは、User Equipment Route Selection Policies(URSP:特定の要件を持つアプリケーションやサービスを定義された特定のスライスに誘導する機能)を利用することで、異なるネットワークスライシングに従ってモバイルアプリとネットワーク上のトラフィックを分割することができます。
    ■   エンドツーエンド伝送に対応する5Gネットワーク・スライス・ソリューションはこれから世界中の通信事業者向けに提供する予定です。

    【2022年6月17日、中国・深セン】革新的なデザインとテクノロジーで業界をリードするスマートデバイスブランドOPPOは、エリクソンおよびクアルコムと共同で5Gネットワークスライシング・ソリューションの実証実験に成功しました。このソリューションは今後世界中の通信事業者向けに提供することを想定した
    もので、5Gネットワークスライシングの実用化に向けた大きな前進と言えます。

    3社による実証実験はOPPOの5G通信ラボで行われ、最初の実証実験において、OPPOはエリクソンおよびクアルコムと密に連携することで、コアネットワーク、無線ネットワーク、チップモジュール間の接続を実現しました。

    実証実験で使用された「OPPO Find X5 Pro」はSnapdragon® 8 Gen 1 Mobile Platform、Snapdragon X65 Modem-RFシステムおよびAndroidTM 12 をベースに高度にカスタマイズされた「ColorOS 12」を搭載しており、エリクソンの Dynamic Network Slicing Selectionは  Equipment Route Selection Policies control (URSP) および 5G RAN Slicing ソリューションをサポートします。
    3社の共同チームは「OPPO Find X5 Pro」で実用化前の5Gネットワーク・スライス・ソリューションをもってアプリケーションとネットワークトラフィックの分割を実証実験しました。これにより、デバイスを切り替えずに、異なる要件のアプリケーションやサービスを、定義されたスライスに誘導できるようになります。このソリューションを応用することで、特定のネットワークスライスにアクセスするアプリは、隣に配置されたアイコンにより簡単に識別することができます。

    OPPOのキャリアプロダクトライン担当シニアディレクター、Xia Yangは以下のように述べています。
    「5Gネットワークスライシングは、5G特有のアプリケーションを実現する鍵です。"人間のための技術で、世界をもっとあたたかく"という当社のミッションに基づき、OPPOはイノベーションとエコシステムにおける協業において当社の強みを活用し、5Gネットワークスライシング技術の実用化を推進していき、幅広いOPPOユーザーがカスタマイズされた5G体験を世界に先駆けて体験できるようにすることを目指します。」

    エリクソンのビジネスエリア・クラウド・ソフトウェア&サービスのソリューションエリア・パケットコアの責任者であるMonica Zethzonは、以下のように述べています。
    「5Gネットワークスライシングは、企業のネットワークのセキュリティ、信頼性、柔軟性のニーズに応えることができます。OPPOとクアルコムとの提携で生まれたこのソリューションは、エリクソンのデュアルモード5Gコアと5G RANスライシング技術に支えられ、通信事業者が企業向けに多様化のニーズに合わせた5Gサービスを提供するための基盤を提供します」

    クアルコムの副社長兼プロダクトマネージャーであるSunil Patilは、以下のように述べています。
    「今回の5Gネットワークスライシングの実用化向けの実証実験は、5Gスタンドアロン(SA)を実現する上で重要なステップとなります。スライシングの実用化により、5Gネットワークは、多様なアプリケーションのニーズに応じて5G機能をカスタマイズできるようになります」

    5Gネットワークスライシングは、物理ネットワークを複数の仮想エンドツーエンドネットワークに分割することで、特定のニーズや事例に基づいて独立し、カスタマイズされたネットワークリソースを提供し、最終的にはより多くの5Gリソースを解放して柔軟かつ効果的な5Gネットワークを提供することができます。3社は今後、実用展開に向けて、エコシステム、デバイス、ネットワークの詳細を確定するための取り組みを強化します。

    実用ネットワークスライシングは、技術の新たな成長分野
    5Gネットワークスライシングは、ネットワークに接続する人や企業のニーズに応じて、遅延、帯域幅、セキュリティ、信頼性など、異なるネットワーク特性を持つ独立した仮想ネットワーク資源の集合体「スライス」を作成することができます。例えば、自動運転アプリケーション用には広帯域で低遅延の専用ネットワークを構築し、道路上での安全走行に必要なレベルのデータ精度と演算、情報処理を提供することができます。特定のゲームやプラットフォーム向けにネットワークスライスを作成し、より応答性が高い接続を実現し、ユーザーに没入感のある利用体験を提供することが可能です。また、スマート化された工場等のIoTアプリケーションの場合、多数のデバイスに接続しているため、低遅延、高信頼性のネットワークスライスを構築することで、より効率のよい運用基盤を提供することが可能になります。

    OPPOはこれまで数年にわたり、ネットワーク事業者やその他のパートナーとともに5Gネットワークスライシングの研究開発を進めてきました。OPPOは以前、Vodafone(ボーダフォン)およびエリクソンと提携し、英国コベントリー大学で英国初の5G SAネットワークの構築と、5G SAネットワークスライシング技術の実証実験を行いました。また、OPPOはChina Mobileと協力し、5Gターミナルスライシングの実証実験を推進しました。今後もOPPOはグローバルのパートナーと協力し、5Gネットワークスライシングの応用から実装までを推進し、パートナーやエンドユーザーに、より安全で信頼性が高く、柔軟な5G通信を提供していきます。

    OPPOについて
    OPPOは、世界をリードするスマートデバイスブランドです。2008年に最初のフィーチャーフォン「A103 Smiley Face」を発表以来、OPPOは美的満足度と革新的技術の相乗効果の実現に取り組んできました。現在OPPOは、OPPO CloudやOPPO+などのインターネットサービスに加え、FindシリーズやRenoシリーズを中心とした多様なスマートフォンやIoT機器、ColorOSを提供しています。 OPPOは、50以上の国と地域で事業を展開しており、世界中のお客様のより良い生活を実現することに日々取り組んでいます。

    公式WEBサイト: https://www.oppo.com/jp/
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